【新製品】Canon EOS Kiss M が気になる。【3月23日発売予定】
EOS Kiss シリーズ初のミラーレス一眼
EOS Mシリーズの新しい仲間「EOS Kiss M」が発表されましたね。
かくいう私、とにお(とにお (@tonynoiwablo) on Twitter)も
かつて「EOS M3 」を使っていた時期があったので、少し気になってます。
今日は「EOS Kiss M」について書いていこうと思います。
EOS Mシリーズって?
EOS Mシリーズとは、canonが発売しているミラーレス一眼カメラで、
APS-Cセンサーを搭載しデジタル一眼レフEOSシリーズ譲りの高画質でありながら、
小型軽量ということもあり人気があるシリーズです。
↓女性やエントリー層に人気のEOS M100
↓EOS Mシリーズの最上位機種 EOS M5
↓とにおが使ってたEOS M3
そして今回新たに加わるモデルが「EOS Kiss M」です。
エントリー向け?コスパ良すぎない?
センサーは有効画素数約2410万画素のAPS-CサイズのCMOS。常用ISO感度が100〜25600。
拡張設定時にはISO51200まで設定可能です。(動画撮影時は25600まで。)
これまでのEOS Mシリーズにはない特徴としてはバリアングル液晶モニターを装備するところが
挙げられます。(現行のEOS Mシリーズのモニターはチルト式液晶)
像面位相差AF機能「デュアルピクセルCMOS AF」は測距エリアがセンサーの約80%、
測距点が99点となり、EOS M5の49点から大幅アップ‼︎
さらに特定のレンズを装着すると測距エリアが約88%、測距点143点まで増加するようです。
このほかにAF関連機能としては、 SONYの「α7RⅢ」などでも採用されている「瞳AF」を追加。
Canonユーザーとしては待望の機能ですね。
連写性能は被写体追従時約7.4コマ/秒、AF固定時には約10コマ/秒。EOS M5では
それぞれ約7コマ/秒と約9コマ/秒なので、連写性能でも進化を果たしています。
手ブレ補正機構では、「デュアルセンシングIS」を搭載。光学式の手ブレ補正機構に加え、
画像情報からブレ量を検出し、ブレを除去する機能で、Canonのレンズ交換式カメラとして
初搭載となります。
ただし、この機能を有効にするには対応レンズを装着している必要があり、対応レンズは今のところ
「EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM」、「EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM」、「EF-M 18-150mm F3.5-6.3 IS STM」の3本のみ。さらにレンズファームウェアの更新も必要です。
動画記録性能としては、24p/25pの4K動画を撮影可能。4Kでのタイムラプス撮影のほか、 PanasonicのLUMIXシリーズの「4Kフォト」のような静止画切り出しも可能。 しかし、4K動画はセンサー中央部の画素をクロップし、AFはコントラストAFになるようです。
画像処理エンジンも「DIGIC8」に刷新。それに伴い、新RAWフォーマット「CR3」を
導入しています。従来のファイル形式よりも画質が向上したほか、データサイズも軽量になり、
カメラ内RAW現像やDLO(デジタルレンズオプティマイザ)にも新たに対応しました。
この他にも236万ドットの0.39型の有機ELビューファインダーを搭載。PCやスマホへの
データ自動転送、サイレントシャッターモードを搭載するなど、あらゆる面で従来モデル
から確実にスペックアップしています‼︎
気になるお値段は!?
ボディのみが7万4000円前後、レンズキットが9万円前後、ダブルズームキットが
11万2000円前後、ダブルレンズキットが10万5000円前後、18-150レンズキットが
12万3000円前後となるようです。
ボディカラーはブラックとホワイトの2種類。
EOS M上位機種に迫る高コスパモデル
「EOS M5」についてる露出補正ダイヤルやホイールダイヤルがないなど、操作面ではやや劣る
ものの、トータルで見ると性能面では「EOS Kiss M」の方が良さそうですね。
ミラーレスの分野では他社に遅れをとっている感が否めないCanon。
この「EOS Kiss M」をキッカケに巻き返すことができるでしょうか?
目が離せませんね。